> コラム一覧 > コラム
ダム際ワーキングレポート:野洲川ダム・青土ダム(滋賀県甲賀市)
#ダム際ワーキング しやすそうなダムを、沢渡あまねがレポートするコラム。
梅雨の中休み、滋賀県にダム際ワーキング旅をしてきました。
琵琶湖を有する滋賀県はダムの宝庫。私(沢渡)もこれまで何度も、京都や大阪出張にかこつけてダム巡りをしてきましたが、今回は改めて #ダム際ワーキング をしに馴染みのルートをなぞってみました。
最初に向かった先は、野洲川(やすがわ)ダム。名神高速の八日市ICからクルマでおよそ40分。狭い道もなく、安心して走れるルートです。
まずは下からのアングルを。
見事に越流しています。私は野洲川ダムを「関西のナイアガラ」と勝手に呼んでいます。このダムの越流シーンはなかなか壮観ですよ!
続いて横顔。
どうです、凛々しいでしょう!
湖面の深いグリーンも、心を癒してくれます。
続いて、青土ダムに。
読み仮名はあえてふりません。なお、「あおつち」ダムではありません。調べてみてください!
野洲川ダムからクルマで15分程度。十分「ダムハシゴ」できる距離です。
このダムは、珍しい構造をしておりファンの間でも人気のダムなのです。
その特殊な構造を写した1枚がこちら!
どうです!? まるで現代アートのよう!
動画もご覧ください!
ダムは洪水吐(こうずいばき)と言って、湖面に貯まった水を下流に流すためのゲートや口を備えています。この青土ダムはご覧の通り湖面に対して水平方向、まるで排水溝のような形の洪水吐を持っているのです。
ちなみに、常にこのような水が洪水吐に吸い込まれるシーンを見られる訳ではありません。
ダム湖に流れ込む水の量が多く、洪水吐の上面に達していなければ見られません。
降水量の多い時期だからこそ見られる、自然と人工の織りなすアートなのです。加えて、この洪水吐は湖岸の道路をクルマで走っていても見えません(車高がかなり高いクルマなら見られるかもしれませんが)。
つまり、ぼんやり走っているだけでは見逃してしまう可能性があるということです。
ここを通る際は、是非とも駐車スペース(複数あります)にクルマを停めて歩いてみてください。
下からの眺めはこんな感じです。
堤下は広場になっていて、ここにクルマをとめてワーキングすることも可能です。(私も過去に、ここで仕事したことがあります)
青土ダムは「ロックフィルダム」と言って、文字通り堤体に岩を敷き詰めて強度を出しているダムです。湖面とはうってかわった、荒々しい雰囲気も特長です。
さて、そろそろワーキングタイムにしましょうか。
いったん、野洲川ダムの麓まで、今来た道を引き返します。(なお、青土ダムの近くにもワーキングに適した小屋や芝生はたくさんあります。カフェもあり)
大河原温泉 かもしか荘。
青土ダムから15分、野洲川ダムから5分と、ダムアクセスの良い施設。食事と日帰り入浴も出来る、ダム際ワーカーの頼もしい味方でもあります。(ただし14時ラストオーダー、15時閉店なのでご注意(2021年7月取材時点))
ここで食事をいただきつつ、ワーキングしましょう。
まずは腹ごしらえ。
今回私はポテトとベーコンのピザを美味しくいただきました。
もちろん、ダムカレーもあります。しかも野洲川ダムカレー、青土ダムカレーの2種類!素晴らしい!
そして、ワーキングタイム。
緑の広場を横目に、美味しいコーヒーをいただきながらの #ダム際ワーキング。ヘルシーなひと時です。
トイレもとてもキレイで、快適に過ごすことができました。
この後、蔵王(ざおう)ダム、永源寺(えいげんじ)ダムをハシゴし、琵琶湖に到着。それぞれのダムでウォーキングもでき、健康的な1日でした。
ダム良し、仕事良し、健康良しの「三方よし」の、近江商人マインドを体現したような #ダム際ワーキング。皆さんも試してみてください!
参考情報: