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ダム際ワーキングレポート:大野頭首工(愛知県新城市)
#ダム際ワーキング しやすそうなダムを、沢渡あまねがレポートするコラム。
今回は少し趣向を変えて、ダムではなく頭首工(とうしゅこう)へ。
愛知県新城市の大野頭首工とその付近でワーキングしてきました。
頭首工とは、河川をせき止めて農業用水を用水路に取り入れる施設のことを言います。ダム同様、水資源を管理する重要な役割を果たしていることには変わりがありません。
大野頭首工は、豊川水系の取水施設です。宇連(うれ)川の流れに、突如姿を現す巨大な筐体。なかなかの圧巻です。

取水口の様子。このカーブ、なかなかグッと来ます。インフラ好きにはたまりません。
魚道(魚の通り道)を眺めながら、天端(てんば)を歩くことも出来ます。

この日は川に流れ込む水が多く、ゲートが1門解放されていました。
ゲートの真上からの眺め。なかなかの水量です。

散策を終え、近くで食事&ワーキングをします。
大野宿 美術珈琲 鳳来館
大正時代に建てられた銀行を、ギャラリー喫茶としてリノベーションしたお店です。

大正ノスタルジー溢れる店内。

貴賓室のような一角。ここで食事&ワーキングをしましょう。

信州長屋門ポーク照り焼き重。

お米は地元・新城産とのことです。
脂ののったお肉と、もちもちとした食感のお米と、甘みが利いたタレのハーモニーが最高でした。
食事を終え、しばし執筆仕事に取り掛かります。まるで大正時代の文豪になった気分?
コーヒーはサイフォン式。なかなか本格的です。

レアチーズケーキも美味でした!

お腹も満たされ、仕事も捗ったところで散歩に出かけます。
鳳来館からクルマでおよそ20分。阿寺の七滝に行ってみました。

入り口にクルマを停め、ここからは徒歩。澄んだ川沿いの道を、900m歩くと七段の滝に到着。


食後のエクササイズにちょうどよいハイキングコースです。
ちなみに、この近くには大野頭首工の他にも……
長篠堰堤(花の木ダム)


大島ダム

宇連ダム

など、寄り道できるダムがたくさんあります!
(もちろん全て回りましたとも)
ダムの宝庫、新城に皆さんも是非足を運んでみてください!
参考情報: